ダンダダン 小道具としてのオカルト

 


 こんにちは、あるいはこんばんは。ゲヴェルク織部です。
今回はダンダダンについて解説?ん、まあダラダラと思うところを書いていきたいと思います。
 劇中ではオカルト?(その手の界隈では厳密に怪談と妖怪、UFO、UMA関係を分ける人々もいますが分別は明確ではないです。)がカジュアルに題材として使われています。以前あった(あれ、まだ続いてた?)「地獄先生ぬーべ」みたいな感じだと怪談、妖怪系に寄って絵柄も相まってあんな感じになっています。ダンダダンは怪しいものを全てひっくるめてオマージュして絵柄的にスタイリッシュにしている感がすごくあります。なので都市伝説も宇宙人もごっちゃです。
 なんかこういう感じのものー題材オカルトーということではなく、スタイリッシュかつカジュアル(この言い方気に入りました)に(他作品の)本来主題であるものを小道具として使用する作品が以前ありました。カンのいい人はもうお気づきかと思いますがあの名作「バスタード」がそうでした。魔法の呪文はバンドの名前、武器等はアニメや特撮のオマージュでした。ガリアンソード(蛇腹剣)が出てきたときは狂喜乱舞しました。実際は権利関係大変だったと思いますが…。
 そんな感じでダンダダンの方は登場人物はしっかり設定されていて恋愛要素もあり、うまく都市伝説(宇宙人関係も含めて)を小道具として使っているんだなと思います。ターボババアや伝説の怪異の能力を使うっていうのは面白い発想だと思います。変身した姿のデザインもスタイリッシュだ思います。ネオ都市伝説って感じですかね。
 カシマレイコが最強だったり、セルポ星人が意志を持って味方になったりかなり面白いアレンジがはいっています。都市伝説は権利関係もありませんしね。
 今回何が言いたいかといいますとダンダダンはカジュアルかつスタイリッシュ(しつこい)に小道具としてオカルトを使っていて面白いということです。

以上

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